これはゲッサン創刊号の感想です。一応……。
最近の話題としては、アニメのクロスゲームを見始め、ゲッサン創刊号でQあんどAを読んだ、というトピックがあります。つまり、あだち充の時代の再来です。
ちなみに昔は、「みゆき」が凄く好きだったのだ(アニメで好きになってコミックも読んだ。アニメのナインも凄く好きだった)。
さて。
実はあだち充ワンパターンというパターンは確かにあると思いました。
つまり、以下のようなタッチ的な構造です。
クロスゲームはこの構造の男女を入れ替えたものであり、QあんどAはこの構造そのものに見えます。(少なくとも第1話は)
まさに、時間が経っても変わらない、「いつも通り」のあだち充ワンパターンの世界があるわけです。
わっはっは。これなら読む必要はないね。結末も見えているし。
これは作品のフレームであって、その中にどのようなメインディッシュを盛るかが問われているわけで、その点では明らかに新しく新鮮な何かが継ぎ足されています。単純な構造だけで同じと思い込むと重要なことを全て見落とす可能性があると思いますよ。いやほんとうに。
……などと思いながらゲッサン創刊号を読んでいると。
島本和彦のアオイホノオでとんでもない台詞が。
あだち充がいつまでも「いつも通り」などと思っていると…… いつか火傷をするぜ! お姉さん!!
なんてことだ。
自分が思っていた通りの内容を、しかも作品のクライマックスに最も印象的に語ってくれるとは。
余談 §
別冊付録の作品も凄いぞ、島本和彦はっ!
宇宙○○○○○の設定資料は登場人物ひと揃いの身長比較画とどうも冥王星基地の超巨大ミサイルか、それとも別の何かか……。
○パ○○○の設定資料に、○崎さんの描いた○○○○○○○城の絵コンテ集。
つまり設定年代から考えて、○崎さんが風の谷のナウシカの絵コンテをアニメージュ文庫で発行するよりも前であり、明らかに○崎さんの魅力を堪能できる超貴重品。とすれば、○パ○○○の設定資料も当然ただの新○パ○の設定資料であるはずが無いわけですね。当然旧○パ○か○○○○○○○城の設定資料でしょうな。
うむむ。濃いぞ、島本和彦!